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知ろう!エネルギーのこと

エネルギー用語辞典
Let’s Think ENERGY !

設備利用率
【せつびりようりつ】

対象とする発電設備の実際の発電量が、仮に100%運転を続けた場合に得られる電力量の何%にあたるかを表す数値です。
実例を上げると、一日中50%の出力で運転し続けた場合の設備利用率は50%で、半日100%の出力で運転し、残りの半日を0%の出力で運転した場合も、設備利用率は50%です。

再生可能エネルギー発電における年間の設備利用率は、下記の式で計算されます。

年間設備利用率(%)=年間発電量÷(発電設備の容量×365日×24時間)×100

日本においては、経済産業省やNEDOなどから、設備利用率の指標がしめされており、現在、太陽光発電で13%、風力発電は陸上で20%、洋上で30%とされています。