エネルギーミックス(電源構成)
【えねるぎー・みっくす】
世界各国が定めるエネルギー政策に基づく電源の構成割合のこと。 日本では経済産業省の「長期エネルギー需給見通し小委員会」でエネルギー構成のあり方が検討され、2014年4月に策定した第4次エネルギー基本計画では、2030年のエネルギーミックス目標は以下のように定められました。
■原子力:20~22%
■火力:56% (内訳)
・石油:3%
・石炭:26%
・天然ガス:27%
■再生可能エネルギー:22~24% (内訳)
・太陽光:7%
・風力:1.7%
・地熱:1.0~1.1%
・バイオマス:3.7~4.6%
・水力:8.8~9.2%
2018年7月に策定した第5次エネルギー基本計画ではエネルギーミックスの数値に変更は加えられなかったものの、「パリ協定」の実行などの国際情勢を鑑み、再生可能エネルギーを経済的に自立し、主力電源化するとの文言が加わりました。