2024年2月1日、2日の2日間に渡って、北海道白老町の虎杖小学校で5・6年生を対象に、環境教育プログラム「未来×エネルギー プロジェクト」を開催しました。
北海道の南西部に位置する白老町。
特産品の白老牛や虎杖浜たらこが有名で、ウポポイ(民族共生象徴空間)があることでもよく知られている、東西に細長く伸びた自然豊かな町です。
今回の虎杖小の「未来×エネルギー プロジェクト」のテーマは
「まだ誰も気づいていない学校の中で毎日つくれる未来の"0円エネルギー"を探せ!」1日目はエネルギーについて学んだあと、校内や校庭へと未来のエネルギー探しに出かけました。
北海道の中では積雪が少ない白老町ですが、真冬のこの日は時折雪が降る中、子供たちは元気いっぱいに未来のエネルギー探しをしていましたよ。
「未来×エネルギー プロジェクト」2日目は、子供たちが探した未来の"0円エネルギー"の発表です。
どんなエネルギーを発見したのか、その一部をご紹介します。
「車イスぐるぐるぼこぼこエネルギー」車いすの車輪の回転や摩擦のエネルギーを使って、寒い冬に車いすのシートヒーターに利用したいというアイディア。
車いすを使う方への思いやりが感じられる発想ですね。
「くるくる回転エネルギー」回転型ジャングルジムで遊んだ人の体温の熱エネルギーや、遊具の回転エネルギーを蓄電して、冬の暖房に利用しようというもの。みんなが元気いっぱいに遊べば遊ぶほどエネルギーが生まれる、ワクワクする発想ですね。
「DANCEエネルギー」マイケルジャクソンの「ビリー・ジーン」のダンスの技の振動や摩擦からエネルギーを作ろうという発想。
ダンスが好きというところから思いついたこのエネルギー。楽しいことをエネルギーに変えるステキなアイディアです。虎杖小学校5・6年生11人ひとりひとりが、発想力豊かな新しい未来のエネルギーのアイディアを見せてくれた2日間でした。