2023年10月5日、北海道安平町の追分小学校で、6年生を対象に環境教育プログラム「未来×エネルギー プロジェクト」を開催しました。
この「未来×エネルギー プロジェクト」は、発電所を設置している地域と連携して行っているもので、追分小学校では今回で6回目、安平町全体では17回目となります。
今回のテーマは「2030年、もしもの時に大切な誰かを助ける 未来の"0円エネルギー"を探せ!」
5年前の北海道胆振東部地震で電気などのエネルギーの大切さを実感している児童たち。
真剣に、そして楽しみながら校内や校庭へと未来の"0円エネルギー"を探しに行きました。
教室に戻り、このあといよいよみんなが発見した未来の"0円エネルギー"の発表です。
その一部をご紹介します。
「ろうかで知らずに発電できるという画期的なエネルギー」
実際に、歩くだけで発電できる研究や実験が国内外で行われています。 近い将来、校内の廊下でも発電できるようになるかもしれませんね。
「滝もどきエネルギー」
大雨の日の校舎の様子からヒントを得た、学校で水力発電ができるというアイディアです。
「カーテンで日常発電&蓄電」
開けたり閉めたりした時のカーテンレールの振動で発電して蓄電までできる画期的なカーテン!
「将来、商品化しよう!」と教室内で盛り上がりました。
「お喋り葉っぱちゃんエネルギー」
人がしゃべった時に排出するCO2を葉っぱが吸ってエネルギーにするというアイディア。
発表した児童からは「人のグチを聞いてもらう役割もある」という説明が!
教室内の先生たちからは「職員室にぜひほしい」という声も聞こえましたよ。
児童たちならではの自由な発想、そして実現を真剣に考える眼差しから、未来のエネルギーの可能性を実感できた一日でした。
2023.10.12
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